当時のボトルを見ると容量は720mlで、アルコール度数は40%、「レア・オールド・アイランド・ウイスキー(Rare Old Island Whisky)」とラベルに書かれている。実は白札のラベルは時代とともにいくつかのパターンがあり、ブレンデッドや、中にはスコッチウイスキーとの表記も見られる。といってスコッチが混和されているわけではない。当時、日本ではウイスキーとスコッチが同じ意味で使われていて、寿屋の製造計画書でもウイスキーを造るではなく、「スコッチウイスキーを造る」とある。
日本初の本格ウイスキー、サントリーの白札。