最終更新日: 2026年04月08日
TOMAKOMAI 苫小牧蒸溜所
ベンチャーウイスキーが、秩父第1、第2に続いて、北海道の苫小牧にグレーンウイスキー蒸留所を建てると発表したのは、 2023年4月。苫小牧市の柏原地区は工業団地だが、千歳空港や苫小牧港からも近く、交通の便に恵まれていたことと、樽前山系の豊富な水が使える点が理想の地だったという。
ここで造るのは、クラフトタイプのグレーンウイスキーではなく、ブレンデッドの支えとなる典型的なスコッチタイプのグレーンウイスキー。いわば〝サイレントスピリッツ〞としてのグレーンで、原料はアメリカ産デントコーンと、糖化力に優れた高酵素麦芽で、その混合比率はコーン90%、麦芽10%程度である。
仕込みはワンバッチ、コーン5.5トン、麦芽0.5トンの計6トン。それぞれハンマーミルで粉砕し、フォーサイス社設計の最新鋭のクッカーで、コーンの蒸煮、糖化。蒸留はコフィータイプの2塔式の連続式蒸留機で行う。醪もろみ塔と精留塔の2塔構成で、醪塔は22段のシーブトレイ、精留塔は40段のシーブトレイで、すべて銅製。
| 所在地 | 北海道苫小牧市柏原49-54 |
|---|---|
| 所有者(オーナー企業) | ベンチャーグレイン(ベンチャーウイスキー) |
| 創業年(会社設立年) | 2004年(2023年) |
| ウイスキー蒸留開始年 | 2026年 |
| 仕込水 | 樽前山系の水 |
| その他の原料穀物 | デントコーン/アメリカ産、高酵素麦芽 |
| ワンバッチ麦芽仕込量/仕込回数 | 6トン |
| 糖化槽・濾過器/数 | フォーサイス社製クッカー |
| その他の蒸留器(ウイスキー・その他/タイプ/数) | コフィータイプ2塔式連続式蒸留機(フォーサイス社製) |
| ウェアハウス/貯蔵タイプ | 有(計画) |
| 製品 | ウイスキー |
| 特記事項 | 臨海柏原地区、敷地面積約6.6ヘクタール、事業費約10億円。2022年ベンチャーグレイン㈱を設立。2023年グレーンウイスキー蒸留所建設に着工。 |
| 2022(令和4) | 11月ベンチャーグレイン設立。 |
|---|---|
| 2023(令和5) | 4月地鎮祭。蒸留所の建設に着工。 |
| 2026(令和8) | 稼働開始。 |
| 更新履歴: | 2025年9月4日/2026年4月8日 |
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