最終更新日: 2024年08月22日
SUNTORY YAMAZAKI サントリー山崎蒸溜所
京都との府境に近い、天王山山系の麓・山崎の地に創業した日本初の本格ウイスキー蒸留所。寿屋(現サントリー)の鳥井信治郎によって1923年に創業し、翌年の暮れからウイスキー生産を開始した。山崎といえば明智光秀と羽柴秀吉の合戦で日本史にその名を残すが、同時に千利休が自らの茶室を開いた名水の地でもある。また、3つの清流(桂川・宇治川・木津川)が交わることで年中霧が立ち込め、湿潤な環境であることもウイスキー造りに適していた。同社は1929年、国産初の本格ウイスキー「白札」のリリースを皮切りに、巧みな広告戦略と商品展開で、戦後日本のウイスキーブームを牽引。特に2000年以降はシングルモルト「山崎」の世界的な高評価もあり、現在のジャパニーズウイスキー人気を象徴する蒸留所の一つとなっている。
山崎蒸溜所の最大の特色は、その多彩な原酒の造り分けにあると言われる。発酵槽は2系統あり、すっきりとした味わいを生むステンレス製12基と、重厚な味わいを生む木製(北米産オレゴンパイン)8基を使用。スチルは2013年に4基が増設され、現在は合計16基が稼働する(初留釜8・再留釜8)。形状はストレート型とバルジ型のものが混在し、加熱方式もガス直火とスチームコイルによる間接加熱を併用。熟成もさまざまな種類の樽を使い、数多くの原酒を造り分けているという。なお熟成庫は、ダンネージ式とラック式の4棟を蒸留所内に保有しているが、多くは滋賀県近江市にある巨大なエージングセラーで貯蔵している。またサントリーウイスキー100周年となる2023年にはフロアモルティングの新設、およびパイロット蒸留所の改修を実施している。
蒸留所はJR京都線の山崎駅から歩いて10分ほど。アクセス至便で京阪神の大都市圏にも近いことから、毎年多くの観光客が訪れる。敷地内には創業者の鳥井信治郎と二代目社長の佐治敬三の父子像が飾られているほか、「白札」のオリジナルボトルを展示しているウイスキー館や製造工程の見学(有料)ができる。
所在地 | 大阪府三島郡島本町山崎5-2-1 |
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所有者(オーナー企業) | サントリー(サントリーホールディングス) |
創業年(会社設立年) | 1899年(鳥井商店) |
ウイスキー蒸留開始年 | 1924年 |
仕込水 | 天王山を含む京都西山を水源とする地下水(硬度約90) |
麦芽のフェノール値 | 0~40ppm |
モルティング | 有 |
モルトミル | 4本ローラーミル(ポーティアス製) |
ワンバッチ麦芽仕込量(マッシュレイシオ)/仕込回数 | 4~16トン |
年間生産能力(LPAまたはリットル[平均アルコール度数]) | - |
糖化槽(マッシュタン)・濾過器/数/容量(張込量) | ステンレス・フルロイタータン(ニューミル・アイロンワークス製)×2基(17.6トン・10万リットル、4.5トン・2.5万リットル) |
麦汁量/麦汁糖度 | 上記 |
イースト菌/添加量 | ディスティラーズ酵母、ブリュワーズ酵母 |
発酵槽(ウォッシュバック)/数/容量(張込量)/発酵時間/モロミ度数 | 北米産オレゴンパイン(日本木槽木管製)×8基/2万~2万5,000リットル、ステンレス(日本化学機械製造製)×12基/4万~9万リットル |
初留器タイプ/数/容量(張込量) | ストレート型×6基、バルジ型×2基(フォーサイス製・三宅製作所製)/1万5,000リットル |
加熱方式:初留/時間 | ガス直火 |
冷却装置:初留 | シェル&チューブ×6基、ワームタブ×2基 |
再留器タイプ/数/容量(張込量) | ストレート型×3基、バルジ型×5基(フォーサイス製・三宅製作所製)/8,000~10,000リットル |
加熱方式:再留/時間/ミドルカット(度数) | スチームコイル、ヒートパン |
冷却装置:再留 | シェル&チューブ |
その他の蒸留器(ウイスキー・その他/タイプ/数) | 研究・商品開発用(パイロット蒸留設備) |
樽詰度数 | - % |
ウェアハウス/貯蔵タイプ | ダンネージ式、ラック式ほか×4棟、ほかに近江エージングセラー×19棟 |
ボトリング設備 | 有 |
ビジターセンター/見学 | 有/可(要予約)、リモート蒸留所ツアー有 |
製品 | ウイスキー |
特記事項 |
敷地面積約11万平方メートル、標高約20m。 前庭には初号再留器(渡辺銅鉄工所製)、敷地内にストレート型のNo.3再留釜が展示。蒸留器は2棟(初留・再留各No.1~6の12基と各No.7~8の4基)に設置。その他にパイロット蒸留設備(2023年に改修)が設置されている。 |
1899(明治32) | 鳥井信治郎、大阪で鳥井商店を開業、ぶどう酒の製造販売を始める。サントリー創業年。 |
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1906(明治39) | 鳥井商店、「中央三角向獅子印葡萄酒」「地球獅子印葡萄酒」発売。「向獅子ジンジヤエール」「シヤンペンサイダー」「ローランドウイスキー」などを販売。 |
1907(明治40) | 甘味葡萄酒「赤玉ポートワイン」発売。 |
1911(明治44) | 「ヘルメスウイスキー」発売。 |
1919(大正8) | 築港工場(大阪工場)を「赤玉ポートワイン」のびん詰専用工場として建設。 |
1920(大正9) | 尼崎市に登利寿株式会社(酒類製造とびん詰)を設立。 |
1921(大正10) | 寿屋、会社設立。尼崎工場を設立。連続式蒸留機(イルゲス式)で原料アルコール製造を行う。 |
1922(大正11) | 赤玉楽劇座(オペラ団)で全国巡業し、酒販店を招待、PR活動を行う。 |
1923(大正12) | 本格ウイスキーの製造をめざし大阪府山崎で蒸留所建設に着手(山崎蒸溜所設立年)。 |
1924(大正13) | 山崎蒸溜所竣工、日本で最初の本格ウイスキー製造工場となる。竹鶴政孝、工場長に就任。ウイスキー生産開始。 |
1926(大正15) | 尼崎工場を閉鎖。連続式蒸留機ほか生産設備を大阪工場に移設する。 |
1928(昭和3) | 寿屋、ビール製造事業に参画、横浜工場を稼働。 |
1929(昭和4) | 日本初の本格ウイスキー「サントリーウイスキー(白札)」を4円50銭で発売。横浜工場製造の「新カスケードビール」発売。 |
1930(昭和5) | 「サントリーウイスキー(赤札)」「白札ポケットびん」発売。横浜工場「オラガビール」発売。 |
1931(昭和6) | サントリーウイスキーを海外市場へ初輸出(満州、東南アジア)。資金問題でこの年の仕込みは実施できず。 |
1932(昭和7) | 寿屋、サントリーウ井スキー「醒めよ人!…」の新聞広告。 |
1934(昭和9) | 大阪府藤井寺市に道明寺工場を建設。 |
1935(昭和10) | 大阪工場の連続式蒸留機をイルゲス式からギョーム式に更新。原料用アルコールの製造方法を従来の麹法からアミロ法に転換。生産効率が約3倍となる。 |
1937(昭和12) | 山崎工場増築に着手、翌年完成して約6,000平方メートルとなる。亀甲型紋様の「サントリーウイスキー(角瓶)」発売。 |
1938(昭和13) | 大阪梅田に直営サントリーバー第1号店を開店。 |
1939(昭和14) | 大阪北浜にトリス紅茶の直営喫茶「トリス」を開店。「アドミラルリキュールウイスキー」「慰問用サントリーウイスキー」発売。 |
1940(昭和15) | 「サントリーオールド(黒丸)」製造、発売は見合せ。大阪工場、トウモロコシを原料にグレーンウイスキー(オールドブレンド用)を製造。 |
1943(昭和18) | 酒税法のウイスキー級別制度で寿屋では「サントリーオールド」「アドミラルリキュール」「特選サントリー」「サントリー」「スペシャルトムソン」「アドミラルナムバーワン」などのウイスキーが1級に指定される。帝國海軍御用品「イカリ印サントリー」、献上用「トリ井」ウイスキー製造。 |
1944(昭和19) | 海軍大臣より軍需会社に指定され、大阪工場が指定工場となる。 |
1945(昭和20) | 空襲で大阪の本社、大阪工場、沖縄工場が焼失、山崎工場は被災を免れる。戦後、占領軍の納入指定をうけ米軍用ウイスキー「サントリー」「レア・オールド」「ブルーリボン」を納入。 |
1946(昭和21) | 道明寺工場で「トリスウイスキー」を再発売。泉大津工場に「製樽工場」を建設、樽の補給を開始(のちに大阪工場に移設)。 |
1947(昭和22) | 大分県臼杵市にグレーンウイスキー製造の大分工場(臼杵工場)を竣工(~1997年)。 |
1950(昭和25 | 1940年に発売を見合わせていた「サントリーオールド」発売。 |
1953(昭和28) | 皇太子殿下渡英に際し「サントリー・プリンスウイスキー」納入。この頃「トリスバー」が出現。 |
1955(昭和30) | スーパーアロスパス式連続式蒸留機(円筒型)を大阪工場に導入。この頃トリスバー、サントリーバーが全国に誕生。 |
1956(昭和31) | 寿屋、『洋酒天国』を発刊。 |
1958(昭和33) | 山崎工場の第1期増設工事で、ポットスチルを4基に増設。 |
1959(昭和34) | 山崎工場、バンデルハウヘン方式製麦所を竣工。 |
1960(昭和35) | 「サントリーローヤル」創業60周年記念として発売。「トリスウイスタン」(缶詰ハイボール)発売。 |
1961(昭和36) | 寿屋、「トリスを飲んでハワイにいこう」キャンペーン開始。 |
1963(昭和36) | 寿屋、サントリー(株)に社名変更。山崎工場の増設工事完了し、ポットスチルが8基となり生産能力が3倍になる。サントリー武蔵野工場設立、ビール事業に再参入。 |
1964(昭和39) | 「サントリーウイスキー レッド」(丸びん)、「インペリアル」発売。 |
1965(昭和40) | 「サントリーウイスキー白札」を「ホワイト」に名称変更。「エクセレンス」、「ゴールドクレスト」発売。 |
1966(昭和41) | 山崎工場にウイスキー研究所を設置。臼杵工場、減圧蒸留搭を特徴とするスービット式連続蒸留機を導入。 |
1967(昭和42) | ソフトウイスキー「カスタム」発売。 |
1968(昭和43) | 山崎工場、大幅増強工事が完了。自動仕込装置が設置され、蒸留器は12基に増設、生産能力が6割向上する。「セレクト」発売。 |
1969(昭和44) | 「スペシャルリザーブ」創業70周年記念として発売。 |
1970(昭和45) | サントリー、「二本箸作戦」を展開。 |
1972(昭和42) | 全農グループと出資したグレーンウイスキーのサングレインを創立。山崎蒸溜所で製麦床、キルン(乾燥塔)の使用を停止。 |
1973(昭和48) | 山梨県白州町に白州蒸溜所を開設、バードサンクチュアリ設営。サングレイン、知多蒸溜所を開設。「赤玉ポートワイン」を「赤玉スイートワイン」に改称。 |
1977(昭和52) | 「ザ・ウイスキー」発売。白州蒸溜所、設備増設工事を完了。蒸留器24基は国内最大規模となる。 |
1978(昭和53) | サントリー、「オールド」年間販売量1000万ケースの大台に乗せる。1980年に1,240万ケースを記録。 |
1979(昭和54) | 白州蒸留所内に「ウイスキー博物館」開設。 |
1981(昭和56) | 白州蒸溜所第3プラント、白州東蒸溜所(現白州蒸溜所)を開設。 |
1983(昭和58) | 山梨県北杜市に八ヶ岳エージングセラーを竣工。ライト&スムーズウイスキー「21(トウェニーワン)」発売。 |
1984(昭和59) | 「ピュアモルトウイスキー山崎」「ピュアモルトウイスキー7年ブラック」「同ホワイト」「シルキー」「Q」発売。 |
1985(昭和60) | カナディアンタイプの「エルク」、ソフトバーボンタイプの「コブラ」、エコノミータイプ「ウィ」、オールド市場のサポート製品「クラシック」などニュータイプウイスキーを発売。 |
1986(昭和61) | 「レッドスペシャル」「エイジング15」「プレステージ25年」発売。 |
1988(昭和63) | 白州第3蒸留所を白州東蒸溜所と改称して一般公開。 |
1989(平成1) | 山崎蒸溜所の大規模改修が完了。発酵槽をステンレス製から木桶に改修。蒸留に直火焚きを採用、ポットスチルの更新を行う。 「響(17年)」創業90周年記念として発売。「クレスト」を発売。「南アルプスの水」発売。 |
1991(平成3) | 「スーパースモーキー」「ファインミント」「ナチュラルメロウ」発売。 |
1992(平成4) | 「サントリーウイスキー白角」「シングルモルト山崎18年」発売。 |
1993(平成5) | 水割りウイスキー「リザーブ&ウォーター」「特撰白角水割」「ブランデー&ウォーター」「冷撰洋酒 黒ラベル」「冷撰洋酒 白ラベル」発売。 |
1994(平成6) | サントリー、英国のモリソン・ボウモア社を買収。「響21年」「ピュアモルト白州」 「オールド(マイルド&スムーズ)」発売。 |
1995(平成7) | 「山崎10年」発売。 |
1996(平成8) | 「リザーブ10年」発売。白州にミネラルウォーター製造の「南アルプス天然水白州工場」が竣工。 |
1997(平成9) | 白州蒸溜所、蒸留残液処理に嫌気トータル処理システムを導入。「響30年」「シングルモルト山崎シェリーウッド1982」、新「ローヤル12年」、新「ローヤル12年スリムボトル」、新「ローヤル15年」発売。 |
1998(平成10) | 「山崎25年」「山崎シェリーウッド1983」「膳」発売。 |
1999(平成11) | 「山崎シェリーウッド1984」発売。 |
2000(平成12) | 日本推理作家協会共催イベント“ウイスキー&ミステリー”で「謎」ウイスキー制作(~2007年)。「山崎シェリーウッド1985」発売。 |
2002(平成14) | 「CASKシリーズ」発売。 |
2003(平成15) | 山崎蒸溜所がSMWSのモルトウイスキー蒸留所に登録される(119番)。「山崎シェリーウッド1986」「山崎蒸留所80周年記念ウイスキー」発売。 |
2004(平成16) | ピュアモルトの表示をシングルモルトに変更。「サントリー オーナーズカスク」販売開始。国際スピリッツコンペティションISCで「響30年」が初のトロフィー(最高賞)を受賞。「ピュアモルトウイスキー 北杜12年」「VINTAGEモルトシリーズ」、「響17年50.5」発売。 |
2005(平成17) | 「シングルモルト山崎50年」「復刻版 オールド」「アクアヴィーテ」発売。 |
2006(平成18) | 「シングルモルト山崎35年」発売。 |
2007(平成19) | 「山崎50年」「響35年」、角瓶70周年に合わせ新「角瓶(黒43°)」「オールド43プレミアムリッチ」発売。 |
2008(平成20) | 「オールド」リニューアル、「山崎蒸溜所 梅酒樽後熟」発売。 |
2009(平成21) | 純粋持株会社に移行し、サントリーホールディングスとなる。「響12年」「山崎1984」「山崎シェリーカスク(2009、2010)」「山崎パンチョン」「白州ヘビリーピーデッド」「サントリー角ハイボール缶」発売。 |
2010(平成22) | 「山崎ミズナラカスク」「山崎バーボンバレル」「山崎シェリーカスク2010」「白州ヘビリーピーデッド2010」発売。 |
2011(平成23) | 「山崎50年」発売。 |
2012(平成24) | 「山崎(ノンエイジ)」発売。 |
2013(平成25) | 白州蒸溜所、カフェ式連続式蒸留機でグレーンウイスキー生産を本格開始。山崎蒸溜所、蒸留棟に隣接するブレンド室を改装してポットスチルを4基(初留2、再留2)増設。生産能力が4割増となる。「響ディープハーモニー」「響メロウハーモニー」「山崎ヘビリーピーテッド2013」「山崎シェリーカスク2013」発売。 |
2014(平成26) | サントリー、ビーム社を買収。「ビームサントリー」を設立、スピリッツ業界世界第3位のグループとなる。白州蒸溜所でポットスチルを4基増設。「山崎ミズナラ2014」「山崎リミテッドエディション2014」発売。 |
2015(平成27) | 「響ジャパニーズハーモニー」「山崎18年リミテッドエディション」「山崎25年リミテッドエディション」発売。 |
2016(平成28) | 「山崎シェリーカスク2016」、北米市場向けブレンデッドウイスキー「季 TOKI」発売。 |
2017(平成29) | 「山崎リミテッドエディション2017」「山崎ミズナラ18年2017エディション」「響ブレンダーズエディション」「ROKU」ジン発売。 |
2018(平成30) | 「響ブレンダーズチョイス」発売。エッセンス・オブ・サントリーウイスキーシリーズ販売開始「シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト」発売。 |
2019(平成31/令和元) | エッセンス・オブ・サントリーウイスキー「シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク」「同リフィルシェリーカスク10年」「同モンティージャワインカスク9年」「杉樽シリーズ・ブレンデッドジャパニーズウイスキー(クリーンタイプ)」「同(リッチタイプ)」、ワールドウイスキー「碧Ao」発売、 ビームサントリー「LEGENT」製造発売。 |
2020(令和2) | 「山崎55年」「山崎スパニッシュオーク2020エディション」「山崎ボルドーワインカスク2020エディション」「山崎ミズナラ2020エディション」「山崎パンチョン2020エディション」「山崎ピーテッドモルト2020エディション」、ジャパニーズ ジン「翠〈SUI〉」発売。インド向けインターナショナル・ブレンデッドウイスキー「オークスミス」をインドの工場で製造発売。 |
2021(令和3) | 山崎蒸溜所、リモート蒸溜所ツアーを開始。「響ブロッサムハーモニー2021」「山崎リミテッドエディション2021」、エッセンス・オブ・サントリーウイスキー「シングルモルトウイスキー山崎蒸溜所〈ゴールデンプロミス〉」「同〈アイラピーテッド〉」、2020年ボトリングの「山崎55年」(ロンドン、台北、デリー、ドバイなど国際空港の免税店限定)発売。 |
2022(令和4) | 「響ブロッサムハーモニー2022」「山崎リミテッドエディション2022」「碧Ao 〈SMOKY PLEASURE〉」発売。設備更新でポットスチル1基の更新が完了(初留釜1号機をストレート型からバルジ型へ変更)。 |
2023(令和5) | 蒸留所にフロアモルティングを導入、パイロット蒸留所の改修を実施。サントリーウイスキー100周年記念ラベル「山崎」「山崎12年」発売。「山崎LIMITED EDITION2023」「響 BLOSSOM HARMONY 2023」「響ジャパニーズハーモニーアニバーサリーエディション」「響21年アニバーサリーエディション」発売。「トリスハイボール〈新橋トリスバー監修 ビターライム〉」を数量限定発売。「サントリーウイスキーローヤル〈辰歳〉ボトル」発売。国内メーカー5社が協力した「ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-」ブレンデッドウイスキーを発表。蒸留所をリニューアルオープンし、一般見学者の受け入れを再開。 |
2024(令和6) | 旅行者向けに海外空港で「山崎 PEATED MALT SPANISH OAK」発売。「トリスクラシック〈フルーティアロマ〉」発売。「サントリーシングルモルトウイスキー山崎 Story of the Distillery 2024 EDITION」発売。 |
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)受賞歴
<TWSC2019>
最高金賞 | 山崎 12年(ベストジャパニーズシングルモルトカテゴリーウィナー)/響 21年(ベストジャパニーズブレンデッド) |
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金 賞 | 山崎18年/エッセンス・オブ・サントリーウイスキー山崎蒸溜所ピーテッドモルト |
銀 賞 | 響ジャパニーズハーモニー |
銅 賞 | 山崎(ノンエイジ) |
<TWSC2020>
最高金賞 | エッセンス・オブ・サントリーウイスキー山崎蒸溜所リフィルシェリーカスク(ジャパニーズシングルモルト・12年以下カテゴリーウィナー) |
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金 賞 | 山崎18年/山崎12年/エッセンス・オブ・サントリーウイスキー山崎蒸溜所モンティージャワインカスク/同山崎蒸溜所スパニッシュオーク/響21年 |
銀 賞 | 山崎(ノンエイジ)/響ブレンダーズチョイス/響ジャパニーズハーモニー |
<TWSC2021「山崎12年」「山崎18年」「響21年」殿堂入り>
最高金賞 | 山崎18年 |
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金 賞 | 山崎12年/響21年(ジャパニーズウイスキーブレンデッド カテゴリーウィナー) |
銀 賞 | 山崎(ノンエイジ)/響ブレンダーズチョイス/ワールドウイスキー碧Ao |
銅 賞 | 響ジャパニーズハーモニー |
<TWSC2022「響21年」ベスト・オブ・ザ・ベスト【BLENDED】受賞/「山崎12年」「山崎18年」「響21年」殿堂入り(更新)>
最高金賞 | 山崎18年(ジャパニーズウイスキーシングルモルト13~20年 カテゴリーウィナー)/響 21年(Best of the Best) |
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金 賞 | 山崎(ノンエイジ)/山崎12年/響ジャパニーズ ハーモニー/響ブレンダーズチョイス |
銀 賞 | 碧Ao |
<TWSC2023>
最高金賞 | 響 21年(ベスト・カテゴリー賞 ベスト・ブレンデッドジャパニーズウイスキー部門)/響 ブレンダーズチョイス |
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金 賞 | 響 ジャパニーズハーモニー/山崎/山崎 12年/山崎 18年 |
銀 賞 | 碧Ao |
<TWSC2024「山崎18年」殿堂入り(更新)/「山崎」殿堂入り>
最高金賞 | 山崎18年(ベスト・カテゴリー賞【ジャパニーズシングルモルトウイスキー部門】)/響21年 |
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金 賞 | 山崎/山崎12年 |
銀 賞 | 響 ブレンダーズチョイス/碧 Ao |
銅 賞 | 響 ジャパニーズハーモニー |
更新履歴: | 2021年9月9日/9月22日/10月6日/10月28日/2022年5月20日/6月19日/8月21日/2023年2月17日/3月31日/4月27日/5月19日/8月29日/9月26日/10月10日/2024年2月22日/4月7日/8月9日/8月22日 |
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